3Dスキャナー導入
弊社ではリバースエンジニアリングの一環としてキーエンス製3Dスキャナーを導入しました。
メーカーによりますと国内整備会社での3Dスキャナー導入事例はほどんどないとのことです。
3Dスキャナー導入により、下記のことが可能になりました。
1.新旧部品の摩耗比較が可能!
2.部品の幾何公差の確認が可能!
3.インペラー(新品)をスキャンすることでインペラー作図・製造が可能に!
4. 整備毎にご指定の部品をスキャンすることで摩耗等の進行度が把握可能!
現状、最大径500mm 重量30キロまでのワークをスキャン出来ますが、将来的に
ポンプインペラー等の大型構造物もスキャン出来るよう改造する計画もあります。
弊社ではリバースエンジニアリング強化のため、
セラミックコーティングや製造メーカーに極力頼らず部品補修・製造する取り組みも行っております。
3Dスキャナーと併せてご質問等ございましたらお問い合わせください。
ポンプ整備に+αの技術!チェスタートン製「耐摩耗・腐食コーティング」導入!
弊社では昨年4月よりポンプ整備に付加価値をつけてお客様に満足して頂きたいとの想いから
チェスタートン社様及び各地区チェスタートン代理店様の御指導・御協力のもと、
チェスタートン社製「耐摩耗・耐腐食コーティング」施工を少しずつ行ってきましたが、
本格導入のための工場設備改修・準備が完了し、100%内作での施工が可能となりました。
今後はお客様のご使用になられている機械の使用環境、状態や流体といった情報に加え、
お客様からのヒヤリングを通してコーティング剤の選定及び施工を行って参ります。
また、チェスタートン社製コーティング剤には耐薬品・耐高温といった特殊仕様品も
含め多彩なラインナップとして持っていますので、お困りの際はご一報ください。
「リバイスエンジニアリング」という言葉が注目されている今日。
チェスタートン社製コーティングを施工すれば、新品導入時に近い状態※まで
性能を回復することも可能です。
コーティングのみならず、弊社が長年培ってきた技術力を掛け合わせ、
「ザ・リバイスエンジニアリング」といえるようなパフォーマンスを
お届けできるよう精進してまいります。
何卒宜しくお願いいたします。
※新品に近い状態とは新品時性能の約90%程度となります。
※インペラーがキャビテーションより摩耗している場合はコーティングを施工しても改善できない可能性がございます。
※コーティングのみ施工しても性能が新品に近い状態まで戻るわけではありません。複合的に補修・整備をする必要もあります。
技術情報を随時発信します。
昭和技研が随時対応している技術情報や、今後の新たな取り組み技術等についての情報発信をいたします。